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2017年3月3日金曜日

ODVA Looks to Grow as Ethernet Extends to New Areas | ARC Advisory Group

ODVA Looks to Grow as Ethernet Extends to New Areas | ARC Advisory Group





Remember, “standard unmodified Ethernet” is the value.
EtherCATとかIO-LINKとか、ユニークな新顔が注目を浴びている産業用ネットワーク。 そんな中で、埋没気味なのがこのEtherNet/IP。

先々週、この推進団体ODVAの年次総会がフロリダで開催された。10数年前、EtherNet/IPの開発者だったころ何度か参加したことがある。

で、たまたま昨日、ネットワークといえばこの人、MMさん(仮名)と「最近、EtherNet/IPって盛り上がってます?」という話をした。やはり盛り上がっていないようだ。

盛り上がってない理由を考えてみたのだが、一つはもう当たり前になるくらい普及してるんだろう、ってこと。調査会社のレポートや、業界各社のサポート状況を見てもそれは明らかだろう。

そのあと、至急ネットワークの比較をしなければならなくて慌てている優秀セールスマンに呼び止められた。「Oさん、EIPの性能や容量は競合ネットワークと比べてどれくらいすごいのか教えてください」って。

それを聞いて思い出したのがこの記事にも書かれていること。

そもそもEtherNet/IPは、EtherNet/IPとして凄い訳ではなく、ふつーのEthernetでできあがっていることがすごかったのだ。

だから、性能とか容量が仕様で定義されていない。仕様が発表されたころは、これがすごいと思った人と、なぜ性能が決められてないんだ? と戸惑った人がいた。日本のお客様には後者の人が多かった気がする。

なので、当時の普及活動の基本は「ふつーがいかに価値あることか」を示していくことだった。ケーブル、スイッチングハブもふつーのでいい、とか、だから無線LANそのまま使ってデータリンクまでできるんですよ、とか。ネットワーク構築もふつーのイーサネット構築の考えがそのまま当てはまりますよ、とか。

それでCiscoさんに産業用イーサネット構築セミナーとか開いていただいてたりもした。とても好評で受講者も多かった。

ふつーであることが特徴だったから、当初は盛り上がったけれど、ふつーがふつーになってしまったから、盛り上がらなくなったんだろうな、と思う。

さて、ほんとうにふつーになったのか?
まだまだふつーであることの価値を伝えることで評価いただけるんじやないか?

ふつーの強みを活かしてまだまだ進化しつづけられるんじゃないか?
ふつーの価値を活かそうとしている産業用ネットワークがもう1つある。OPCUAだ。
OPCUAはすでに自らをネットワークだとは言ってない。じゃナニ? それが難しい。OPC協議会では今年からOPCのことを「The industrial interoperability standard」と言い始めた。通信でもプロトコルでもない、と。通信やプロトコルを意識させず、産業分野でお互いに繋がるもの同士の標準になりますよ、と。
実際に行動も始めている。

フィールドネットワーク団体、産業分野の団体、工作機・包装機・成形機・掘削機の団体、MESの団体、40の団体と連携体制を作り、それぞれを繋ぐための仕様を作り始めた。ほんまにできるのかどうかはわからないが、1つの標準でこれらがすべて繋がったとしたら、名実ともに The Interoperability standard となる。

その時には、誰もOPCUAなんて意識してなくて、産業分野のデバイスや機械、ソフトやシステムに溶けこんでいるのだろう。

話がかなり横道にそれました。。

言いたかったのは、ネットワークの役割や評価軸が変わっていくんだろう、ということ。 そして、EtherNet/IPとOPCUAは「ふつー」という共通の価値感を共有している仲間なんじゃないか、ってこと。

もしかしたら長い目でみたら競合なのかもしれないけど。。